糸魚川の丘にある、砂漠の遺跡を思わせる曲面の建物が印象的な美術館。村野藤吾が仏像を納めるためだけに設計した空間で、間接光のなかに澤田政廣の木彫仏がぽつりぽつりと立つ。展示数は多くないが、建築と作品と沈黙が一体になった濃密な時間を過ごせる。