高崎の実業家が半世紀近くを費やし、人力で掘り進めた全長400メートルの地下回廊です。洞内には各地から集めた石で彫られた観音像が三十数体安置され、照明を落とした通路にぼんやり浮かびます。地上の日本庭園「徳明園」と近代美術館も併設され、山の中腹に作られた個人の執念の総体を歩けます。